2020年02月
フランス スケッチの旅
フランス南西部の「フランスの最も美しい村」 スケッチの旅
岡村参次さんのリポートです
ナジャック村
深い森と渓谷
晩秋の黄金色に色づいた木々の合間から見える
とんがり屋根の教会
古城、赤い屋根の続く聚落はまさに
「フランスの最も美しい村」でした
アヴェロン川に沿った尾根づたいにある 小さな村
スケッチをはじめると
雲の中に隠れていた古城が
坂の向こうの小高い丘に姿を現しました
エスパリオン村
ロット河畔に佇む小さな村で サンディアゴ巡礼路の一部
雨が降ったりやんだりの
天気の合間のスケッチ
川に架かる石造りの橋「ポン・ヴュー」は
世界遺産に登録されてます
エスタンの村
ロッド川渓谷にあるサンジィアゴ巡礼路の道筋にある村
重い石造りの壁と小さな窓が特長です
13世紀ロマネスク様式のお城と教会が見事で
描き応えがありました
お城の脇のゴシック様式の橋が
世界遺産に登録されています
コンクの村
山間にある人口500人足らずの寒村ですが
サンティアゴへの巡礼路の最も重要な場所で
重そうな荷物を背負った巡礼者たちの姿が見られました
坂を下った先に11世紀に再建された
ロマネスク様式の教会の3本の尖塔が
空をついて立っていたのが印象的でした
雨模様の中坂の上からの急いでのスケッチ
木組みの民家が 風景をさらに美しく見せてくれました
アルビの町
画家ロートレックの生まれ故郷
雨がやまず
河岸のレストランのテントの下で
寒さに震えながらのスケッチでした
サン・シル・ラポピーの村
ロット川沿い 切り立った断崖の上に古い教会が建っています
塔はロマネスク様式
周辺は茶褐色の石屋根が続き郷土色豊かな聚落を作っていて
美しく時折の小雨の中でも楽しく
スケッチができました
町の中は細い石畳の小道に家並みが続きます
13世紀の姿をとどめていて まるでグリム童話に出てくる景色でした
風景もさることながら
地元産ワインMillau(ミユー)とフォワグラが最高でした
以上
岡村様よりのメールに添付されているお写真と
作成されたWordよりアップいたしました
2020年1月例会<自然教育園・庭園美術館>
さてさて1月の例会(第370回)の様子を
お当番の高田様がお送りくださいましたので
アップさせていただきます。


1月26日の例会は 湾岸を低気圧が駆け抜け
恨めしき指先凍るスケッチの会となりました
20人の参加者を迎え頭の下がる思いでした
生憎、庭園美術館も昨年と今年との狭間で
展示物の入れ替えの時にあたり閉館状態でしたが
辛うじて自然教育園の案内所で暖を取れる状態
園内に早くも辛夷の芽吹きと早咲きの梅の香りに
心癒されるシーンもありました
空模様と対峙する厳しい状況に やむなく自主解散としました
以上高田様のご報告でした
紅梅の香が匂わんばかりのお写真
素敵!